介護職への転職、復職を試みた際によく起こる問題点について、そしてその対処法についていくつか例を挙げて説明していきます。
自宅から近すぎる勤務地を選んだ場合にトラブルが起こる可能性があります。それは、勤務外のプライベートの姿を職場の同僚や、利用者さんや、そのご家族に目撃され、悪いことをしていなくても噂されたり、良くない思いをする場合があります。
プライベートの時間を長く、大切にするためにも自宅から近い勤務地を選びがちですが、あまり近すぎるのもトラブルが起きることもあるので、程よい距離感に注意しましょう。
復職を決める段階で、施設の勤務時間、条件をきちんと比較して選ばなかったことによるトラブルもよく起きます。早く転職先を決めたいがあまりに、目の前にある第一候補の施設にとらわれすぎてしまうことがあります。
介護施設の中でも、日中働けるデイサービスや、老人ホーム、夜勤の募集など業務形態、勤務時間も様々です。一度視野を広げ、自分の生活スタイルや働き方に合った施設を探すことが失敗を防ぐポイントです。
介護職への転職で起こる問題の一つに、「一度の転職の失敗で諦めてしまう」ということがあります。もともと経験のある介護職から介護職への転職の場合、経験があるのになぜうまくいかないのか、やはり自分のブランクが原因なのかと考えすぎてしまうことがあります。
ここでもう一度、新たに自分のやりたい事、目指す働き方をメモなどに一つ一つ並べ挙げてみてください。明確化することで、これ以上の失敗を防げるでしょう。
介護職の転職、失敗を繰り返さないためにも、前職との条件や給与面の比較をして、しっかりと見極め、自分が求める働き方ができる職場をみつけましょう。